映画と漫画と、ときどき小説。

好きな映画や漫画の感想、日々思ったことをつぶやいています。ネタバレへの配慮はありません。

仮面ライダーエグゼイド 35 話感想

ゲーム病根絶のために尽力し、その過程で黎斗(人間)によって消滅させられた貴利矢が、檀政宗の手下として復活した 35 話。永夢達は、檀政宗が貴利矢のデータを上書きしたために人が変わってしまったのだろうと推察し、貴利矢にリプログラミング攻撃を行います。しかし、貴利矢は元に戻りません。「私は彼に何もしていない。彼は彼の意思で私に従っているのだ。」と言う檀政宗。貴利矢も「仮面ライダークロニクルの完成を阻止できなかったお前には失望したんだよ。」と永夢に告げます。そして何やら永夢の耳元で囁きます。それを聞いて永夢も貴利矢を倒す覚悟を決めます。

 

貴利矢は何か考えがあって、お芝居している感じですね。それを永夢にこっそり伝えて、永夢もその芝居に乗ったんではないでしょうか。檀政宗の敗北が見えてきたように思います。

 

一方、永夢のベルトを盗んだ報酬として、復元された小姫に会うことができた飛彩。しかし、小姫は消滅時の言葉「世界一のドクターになって」を繰り返すだけで、意識が戻りません。意識を戻してほしければもう一働きしろと要求する檀政宗。飛彩は今回も檀政宗の要求を呑むようです。

 

飛彩は小姫を再起動させようと必死ですね。小姫が元に戻らないという展開になると、飛彩は小姫を二度失うことになるわけですね。可哀想に。ちゃんと元に戻るといいのですが、再起動した人間と元の人間が同一人物なのかどうかは気になるところですよねぇ。 

 

ペットセメタリーのように姿形が同じだけで中身は全くの別物ならともかく、性格まで一緒となると、接する立場からは同一人物ですよね。意識が途切れていただけで、寝て起きたようなものかと。でも、それがコピーに過ぎなかった場合、何もかも同じであればある程、元の人間を冒涜しているように感じます。相手が大切であればある程、復元するかどうかは重い選択です。同一人物かどうかなんて復元された本人も含めて誰にも分からないことであり、どちらを選んでも間違いではないから難しいよね。飛彩もしんどいでしょうね…

仮面ライダーエグゼイド 34 話感想

飛彩の美しい泣き顔、大我の「俺のことだけ恨んでりゃよかったのに」、檀政宗の「あめふり」が印象的だった 34 話。

 

飛彩の涙

 

飛彩が泣いたのは、永夢から「患者の命がかかっているオペを邪魔するなんて、それでもドクターですか!?」「世界で一番のドクターになってと小姫さんに言われたんでしょう?」と問い詰められたときです。小姫が消滅したのは自分のせいなのだと、目を潤ませて告白する飛彩。仕事が忙しくなかなか会うことができなかった。その寂しさがストレスで小姫は消滅してしまったのだと。「無免許を恨むことで真実から目を背けていた。」「取り戻したいんだ、小姫の笑顔を」飛彩の頬を一筋の涙がつたいます。

 

飛彩のイケメン度が 200% アップしたシーンです。イケメンが涙する姿はこんなにも美しいのですね。感動しました。ラヴリカに苦戦し「君のような男にレディーはときめかない」とまで言われた飛彩ですが、変身を解除して泣いてみせれば飛彩の勝ちでしたね。

 

この後、復元された小姫と再会したときも泣いていた飛彩。こちらも素敵でした。美男美女揃いの仮面ライダーエグゼイドの中でも屈指の美しさでした。

 

大我の「俺のことだけ恨んでりゃよかったのに」

 

ニコとの会話の中で出てきたセリフですが、恨んでりゃよかったんだと言われているのは飛彩です。

 

飛彩「無免許(大我のこと)を恨むことで真実(自分のせいで小姫が死んだ)から目を背けていた。」

を受けての

大我「俺のことだけ恨んでりゃよかったのに」

ですね。

 

悲しみよりは怒りの方がいい、と北島マヤを怒らせるような発言をわざとする速水真澄の精神ですね。大我って言動が少女漫画っぽくて好きです。飛彩を逃すために永夢の足止めをするところも絵になってましたね。

 

政宗の「あめふり」

 

「雨雨降れ降れ母さんが~」と檀政宗が渋く歌ったのは、パラドとグラファイトが戦いを挑んできたときです。2人の挑戦を受けてたった檀政宗。クロノスに変身するとちょうど雨が降り始め、檀政宗は童謡「あめふり」を低音のいい声で歌いながら2人に歩み寄ります。貴水博之さんの低い歌声を聞いたのは初めてかもしれない。「思いがけず貴水さんの童謡が聞けた。ラッキー」と喜ぶ気持ち9割、「このシリアスな場面で童謡?」という疑問が1割のシュールなシーンでした。何故歌ったんでしょうか?

 

雨が降り始めたから歌ったのか、雨を降らせるついでに歌ったのか。

 

マスターガシャットを持つ檀政宗なら雨を降らせることくらい出来そうですが、その後の戦いを見ると雨に意味はなさそうだったので、たまたま雨が降りだしたんでしょうね。で、つい歌ったと。今でこそ息子を商品扱いする檀政宗ですが、昔は黎斗に童謡を歌ってあげたり親らしいことをしていたんでしょうか。16 年前の政宗と黎斗は仲の良さそうな親子に見えたんですよねぇ。息子をゲームタイトルで呼ぶのはあんまりだと思いますよ。

 

新檀黎斗と檀黎斗は同一人物なのか?

 

ところで、ここ数回の小姫を巡る永夢達の発言を聞いていると、消滅した人間が元に戻れるか心配になってきました。私はゲーム病は多重人格障害がモデルになっていると考えているので、消滅した人たちは皆復活するんだろうと予想していたのですが、プロトガシャットに保存されているデータから復元された人間と元の人間は別人なのではないかという疑問が出てきました。

 

スーパーヒーロータイムは死んだ人間が生き返ることに否定的であるという印象があります。仮面ライダーウィザードのコヨミちゃんしかり、特命戦隊ゴーバスターズの陣マサトしかり。仮面ライダードライブのベルトさんも地下に潜ってしまったし。ほぼ全員生き返った仮面ライダーゴーストのような例外もありますが、命はコンティニューできないということを繰り返し訴えているエグゼイドでコンティニューしてしまっては、物語が破綻してしまうような…。私は消滅は死ではないと思っていたので、復活してもコンティニューには当たらないから大丈夫と考えていたのですが、間違っているような気がしてきました。

 

プロトガシャット内のデータを使えば復活できるのであれば、復活させない理由はありません。命はコンティニューできないという話にするために、プロトガシャットに保存されているデータから復元した人間(バグスター?)は元の人間とは別の生命体であるということになるのかなぁ、と。バグスターの黎斗が”新”檀黎斗と呼ばれることにこだわるのは、自分は檀黎斗とは別人だという無意識の主張なのかもしれませんね。

6月3日に思ったこと

今日は貴水博之さんの 48 歳のお誕生日ですね。今年は access 結成 25 周年だから、access 結成時は 23 歳だったんですね。浅倉大介さんは貴水さんの2歳年上だから、当時 25 歳。2 人ともすごく若かったんですね、びっくり。自分が子供だったからか、もっとずっと大人に見えていました。

  

access 結成 25 周年に貴水さんが仮面ライダーに変身しているなんてね。それを息子と一緒に見ているとはねぇ…人生何が起こるか分からないものです。そんなことを貴水さんの誕生日に思いました。それだけです。

仮面ライダーエグゼイド 33 話 飛彩先生裏切り回

政宗が大活躍の 33 話。貴水博之さんの声に、自分でも意外なほどにハマっています。そして、歌うような話し方が癖になります。というわけで、檀政宗の印象的なセリフを中心に、33 話を振り返っていきたいと思います。

 

ラヴリカのバラを踏みつけ、顔は笑顔ながらイライラした様子を隠そうともせず「ラヴリカのようになりたくなければ、自分達に商品価値があることを証明しなさい」とバグスター達に言い放った檀政宗。パラドがびびりまくりです。

 

衛生省から盗んだ恋人のデータを餌に、タドルファンタジーこと飛彩先生を引き抜こうとする檀政宗。恋人のデータを人質にして、言うことを聞かせようと脅迫しているように見えるのですが、檀政宗が言うには、報酬を支払うから私と一緒に仕事をしようということだそうです。「ゲンムコーポレーションはホワイト企業だ」そうですよ。そうかなぁ?

 

ゲンムコーポレーションに話し合いに来た永夢とポッピーを、ピアノを弾きながら迎える檀政宗。「君たちとは信頼関係を築きたいと思っていたよ?」と上から目線で語りかけます。マスターガシャットでゲームバランスを調整しながら、仮面ライダークロニクルを全世界に売り出そうと計画する檀政宗に永夢は反発します。

 

pause の攻略法を思いついた永夢と黎斗は檀政宗に戦いを挑みます。その攻略法とは、黎斗が檀政宗のベルトに侵入した状態で檀政宗が pause をかけると、黎斗には pause がかからないという pause 機能の盲点を利用したもの。檀政宗が pause をかけたところで黎斗がベルトから出てきて、檀政宗を羽交い締めにし pause を解除します。動けない檀政宗に、抗体を無くすリプログラミング攻撃を当てようとする永夢。しかし、飛彩先生が永夢の攻撃を弾き檀政宗を守ります。飛彩先生は恋人のデータで買収されていました。

 

「デンジャラスゾンビ、君は人の上に立つ器ではなかった。」デンジャラスゾンビこと黎斗に説教する檀政宗。タドルファンタジーは自分の右腕だと宣言し、人心掌握の術に長けている自分こそがゲンムコーポレーションの経営者に相応しいと語ります。飛彩先生は寝返ったフリをしているだけか、もしくはすぐに檀政宗を裏切って永夢達側に戻ると思いますけどね…そんな偉そうに演説して恥をかくことにならないかしら。

 

「グッジョブ」飛彩先生を労ってかっこよく去っていく檀政宗。飛彩先生もマントを翻して去っていきます。このマントを翻すところかっこよかったですね。飛彩先生は恋人のデータのために渋々寝返った or 寝返ったフリをしているんだと思うのですが、このシーンだけ見るとノリノリで政宗側についているように感じました。

仮面ライダーエグゼイド 32 話 貴水博之変身回

まさか檀政宗仮面ライダークロニクル計画の黒幕だったとは。仮面ライダークロニクルというゲームを作ったのは檀黎斗で間違いないと思うのですが、檀政宗が黎斗を誘導していたということなのでしょうか。少年の頃の黎斗は純粋で素直そうでしたものね。誘導するの簡単そう。純真な少年黎斗の才能を利用して、その結果、黎斗の人格も人生も歪んでしまったんですね。ひどい父親です。

 

政宗が、というか貴水博之さんが仮面ライダークロノスに変身したのは嬉しい驚きでした。でも変身ポーズはおとなしかったですね。ほぼ立っているだけ。パラドのマックス大変身くらい動いてほしかったな。パラドの変身ポーズ、好きなんですよね~。

 

クロノスには「ポーズ」という特殊能力があり、自分以外の時間を止めることができます。動けない永夢やパラドに攻撃をヒットさせ、変身を解除させていく檀政宗。ラヴリカなんて止まった時間の中で必殺技をくらい消滅してしまいました。容赦ありません。ラヴリカは重要そうなポジションで突然登場したかと思うと、特に仕事をすることなくあっさりと退場。彼の役割は何だったのでしょうか?

 

ラヴリカの死にパラドがとてもショックを受けており、永夢はそんなパラドに思うところがあるようでした。これは共闘フラグでしょうか?仮面ライダー達とパラドが手を組み、仮面ライダークロノスを倒し、最終的には永夢がクロノスの力を手に入れるんじゃないかと思います。仮面ライダークロニクルのラスボス・ゲムデウスに勝つためにはクロノスの能力「ポーズ」が必要ということですし、ラスボスを倒すのは主人公でなくてはいけませんから。

 

ところで。貴水さんは声もかっこいいですねぇ。ボーカリストだからか、よく通るいい声です。「聞き分けのない子は…嫌いだ」「ときめきクライシスは絶版だ」等々クロノスのセリフには聞き惚れました。悪役似合っていますね。

 

今回印象に残ったセリフはもう一つあります。「君のような男にレディーは振り向かない」。飛彩先生がラヴリカに言われたこのセリフです。これ確かにそうなんですよね。飛彩先生ってとてもイケメンなのですが、全くときめきません。クールなキャラで感情を表に出さず、また多くを語らないから、ときめくポイントがないのですね。でも、今回の「親父の背中を見て医師を志した」というところは「おっ?」と思いました。この辺のアレコレでラヴリカガールの心を掴んで、飛彩先生がラヴリカをやっつけるのかな~と思ったのですが、全然違いましたね。27 話の大我のようなスーパーかっこいい飛彩先生が見られるかと期待したんですけど、残念。

仮面ライダーエグゼイド 31 話 黎斗とポッピーの絆

ポッピーが黎斗の頬に手を添え、黎斗への想いを告白するシーンがとても美しくてドキドキしました。告白といっても、2人の間にあるのは恋愛感情ではなくて親子の愛情なのですが。この2人の関係は複雑ですね。どっちが親で、どっちが子なのでしょうか?

 

バグスターであるポッピーピポパポを創り出したのは黎斗だから、黎斗が親のようでもあり、ポッピーの元となった人間は黎斗の母親だから、ポッピーが親のようでもあり。

 

一方的に守り守られる関係ではなく、お互いに子のように慕い、親のように守ろうとする姿が、とっても素敵です。

 

ポッピーピポパポという名前を考えたのも、ポッピーの可愛らしい性格をプログラミングしたのも黎斗なのですね。お母さんのバグスターをこんなにキュートにするなんて、黎斗はお母さんのことが大好きだったんですね。ポッピーの回想の中の、お母さんと話しているときの黎斗はいい笑顔しているもの。

 

さて。31話で分かったことは以下の通りです。

 

ゲーム病で消滅した人間のデータは感染したウイルスと同型のプロトガシャットの中にある

 

ポッピーピポパポの元になった人間は黎斗の母親

 

黎斗の母親をバグスターに感染させたのは黎斗

病気で余命いくばくもない母親のデータを保存するための処置だったようです。

 

仮面ライダークロニクル攻略のために倒す必要のあるバグスターはあと3体

(1) パラド:永夢に感染しているバグスター

(2) グラファイト:飛彩の消滅してしまった恋人に感染していたバグスター

(3) ラヴリカ:黎斗(人間)消滅後、ゲンムの新社長として唐突に出てきたバグスター。元になった人間はもしや黎斗なのでしょうか…?

 

物語の前半から登場し、主人公たちと因縁のあるパラド、グラファイトに並んで、ぽっと出のラヴリカがいるのに違和感があります。ラヴリカにはとんでもない秘密が隠されているような気がしますね。

仮面ライダーエグゼイド 黎斗復活

黎斗がバグスターになって復活した30話。

 

復活時のスーツには「game master」と書いてありました。他にもゲーム画面やらコードやらが貼り付けてあって、黎斗のこだわりがよく分かるスーツでした。ゲーマーやゲームキャラが多数活躍する仮面ライダーエグゼイドですが、作中一番ゲームを愛しているのは黎斗なのかもしれませんね。

 

永夢に完敗し、パラドに裏切られ、しょげちゃうんじゃないかと思いましたが、傲岸不遜ぶりは健在でした。「復活したみたい。バグスターとして。」(by ポッピー)のところの黎斗の笑顔が素敵でした。相変わらず表情豊かで、見ていて楽しい人です。

 

人としてどうかというレベルの倫理観の希薄さも健在のようです。しかし、バグスターになったことでガシャットを持つポッピーには逆らえなくなってしまったようなので、もう暴走できませんね。

 

永夢・パラドのコンビに惨敗するという挫折を経ても一ミリもブレない黎斗は、どういったキッカケで成長するんでしょうか。主人公であり、檀政宗から「息子を救ってくれ」と言われた永夢と、黎斗の姉であるポッピーが目を覚まさせるんだろうとは思いますが、惨敗以上のインパクトのある事件となると何でしょうね?黎斗のピンチにポッピーが身を挺してかばい、瀕死のポッピーを見て覚醒するというのはベタすぎですかね。

 

そうそう、先週の予想ではポッピーの元となった人間は黎斗の母親だとしていましたが、姉かもしれないと思い直しました。母親だとすると、永夢の相手役のヒロインとしては年齢が上すぎる気がします。既婚者のヒロインというのも仮面ライダーっぽくありません。薄紫色のアンサンブルという服装が母親っぽく思わせたのですが、社長令嬢らしく落ち着いた雰囲気の清楚なお姉さんなのでしょう。