映画と漫画と、ときどき小説。

好きな映画や漫画の感想、日々思ったことをつぶやいています。ネタバレへの配慮はありません。

仮面ライダーエグゼイド 34 話感想

飛彩の美しい泣き顔、大我の「俺のことだけ恨んでりゃよかったのに」、檀政宗の「あめふり」が印象的だった 34 話。

 

飛彩の涙

 

飛彩が泣いたのは、永夢から「患者の命がかかっているオペを邪魔するなんて、それでもドクターですか!?」「世界で一番のドクターになってと小姫さんに言われたんでしょう?」と問い詰められたときです。小姫が消滅したのは自分のせいなのだと、目を潤ませて告白する飛彩。仕事が忙しくなかなか会うことができなかった。その寂しさがストレスで小姫は消滅してしまったのだと。「無免許を恨むことで真実から目を背けていた。」「取り戻したいんだ、小姫の笑顔を」飛彩の頬を一筋の涙がつたいます。

 

飛彩のイケメン度が 200% アップしたシーンです。イケメンが涙する姿はこんなにも美しいのですね。感動しました。ラヴリカに苦戦し「君のような男にレディーはときめかない」とまで言われた飛彩ですが、変身を解除して泣いてみせれば飛彩の勝ちでしたね。

 

この後、復元された小姫と再会したときも泣いていた飛彩。こちらも素敵でした。美男美女揃いの仮面ライダーエグゼイドの中でも屈指の美しさでした。

 

大我の「俺のことだけ恨んでりゃよかったのに」

 

ニコとの会話の中で出てきたセリフですが、恨んでりゃよかったんだと言われているのは飛彩です。

 

飛彩「無免許(大我のこと)を恨むことで真実(自分のせいで小姫が死んだ)から目を背けていた。」

を受けての

大我「俺のことだけ恨んでりゃよかったのに」

ですね。

 

悲しみよりは怒りの方がいい、と北島マヤを怒らせるような発言をわざとする速水真澄の精神ですね。大我って言動が少女漫画っぽくて好きです。飛彩を逃すために永夢の足止めをするところも絵になってましたね。

 

政宗の「あめふり」

 

「雨雨降れ降れ母さんが~」と檀政宗が渋く歌ったのは、パラドとグラファイトが戦いを挑んできたときです。2人の挑戦を受けてたった檀政宗。クロノスに変身するとちょうど雨が降り始め、檀政宗は童謡「あめふり」を低音のいい声で歌いながら2人に歩み寄ります。貴水博之さんの低い歌声を聞いたのは初めてかもしれない。「思いがけず貴水さんの童謡が聞けた。ラッキー」と喜ぶ気持ち9割、「このシリアスな場面で童謡?」という疑問が1割のシュールなシーンでした。何故歌ったんでしょうか?

 

雨が降り始めたから歌ったのか、雨を降らせるついでに歌ったのか。

 

マスターガシャットを持つ檀政宗なら雨を降らせることくらい出来そうですが、その後の戦いを見ると雨に意味はなさそうだったので、たまたま雨が降りだしたんでしょうね。で、つい歌ったと。今でこそ息子を商品扱いする檀政宗ですが、昔は黎斗に童謡を歌ってあげたり親らしいことをしていたんでしょうか。16 年前の政宗と黎斗は仲の良さそうな親子に見えたんですよねぇ。息子をゲームタイトルで呼ぶのはあんまりだと思いますよ。

 

新檀黎斗と檀黎斗は同一人物なのか?

 

ところで、ここ数回の小姫を巡る永夢達の発言を聞いていると、消滅した人間が元に戻れるか心配になってきました。私はゲーム病は多重人格障害がモデルになっていると考えているので、消滅した人たちは皆復活するんだろうと予想していたのですが、プロトガシャットに保存されているデータから復元された人間と元の人間は別人なのではないかという疑問が出てきました。

 

スーパーヒーロータイムは死んだ人間が生き返ることに否定的であるという印象があります。仮面ライダーウィザードのコヨミちゃんしかり、特命戦隊ゴーバスターズの陣マサトしかり。仮面ライダードライブのベルトさんも地下に潜ってしまったし。ほぼ全員生き返った仮面ライダーゴーストのような例外もありますが、命はコンティニューできないということを繰り返し訴えているエグゼイドでコンティニューしてしまっては、物語が破綻してしまうような…。私は消滅は死ではないと思っていたので、復活してもコンティニューには当たらないから大丈夫と考えていたのですが、間違っているような気がしてきました。

 

プロトガシャット内のデータを使えば復活できるのであれば、復活させない理由はありません。命はコンティニューできないという話にするために、プロトガシャットに保存されているデータから復元した人間(バグスター?)は元の人間とは別の生命体であるということになるのかなぁ、と。バグスターの黎斗が”新”檀黎斗と呼ばれることにこだわるのは、自分は檀黎斗とは別人だという無意識の主張なのかもしれませんね。