Three Snowmen

子ども達と過ごした日々

パパじゃないよ。蜘蛛だよ。

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梅雨の時期になると蜘蛛が出てきますよね。バス停の屋根にもたくさんの蜘蛛の巣が張られます。もちろん蜘蛛付きです。大きな蜘蛛から小さな蜘蛛まで10匹くらいいます。ゾッとしますね。

若い頃は蜘蛛が上にいるベンチに腰掛けるなんて考えられませんでした。いつ蜘蛛が垂れ下がってくるか気が気じゃないじゃないですか。でも、子どもを抱っこするようになってから、疲れに負けて座ってしまいます。

今年の梅雨、ちぃちゃんを抱っこして蜘蛛の巣の下に座り、あっくんと共にバスを待っていたときのことです。

「パパ!パパ!」

ちぃちゃんがバス停の屋根の蜘蛛を指しながら叫びました。多分「何かいるよ」くらいの意味だったんだと思います。まだ話せる言葉の少なかったちぃちゃんは、何を見ても「パパ」と呼んでいました。

「あれはパパじゃないよ」

あっくんは真面目にちぃちゃんに教えてあげました。

「そうだね。あれは蜘蛛だよ」

と私が言うと、

「そうだよ。蜘蛛だよ」

とあっくんも言って、両手両足を広げてワサワサと動かし、蜘蛛の真似をはじめました。それを見たちぃちゃんが喜んで、また蜘蛛を指し

「パパ!」

と言うと、あっくんが

「パパじゃないよ。蜘蛛だよ」

とワサワサと手足を動かしました。

バスが来るまで、2人はずっと

「パパ!」

「パパじゃないよ。蜘蛛だよ」(ワサワサ)

を繰り返していました。とても可愛かったです。