Three Snowmen

子ども達と過ごした日々

沈黙の理由

スポンサーリンク

ちぃちゃんと近所のスーパーに買い物に行きました。

最近のちぃちゃんは働き者です。スーパーでは子供用の小さいかごを持ち、買い物を手伝ってくれます。大きい物や重い物はまだ持てませんが、納豆やほうれん草を持ってくれます。私が商品を手に取るたびに「てぇ!(入れて!)」とかごを差し出してきます。とってもラブリー。

帰り道では買い物袋を持つのを手伝ってくれます。納豆を入れた小さい袋を渡すと、一生懸命持ってくれます。気がつくと手が下がり袋が引き摺られていますが、「ちぃちゃん、持ち上げて」と声を掛けると「あい!」と袋を持ち直します。「持ち上げて」「あい!」のやり取りを繰り返しながら2人でのんびり歩いていましたが、ふと横を見るとちぃちゃんがいませんでした。

はて?と後ろを振り返ると、ちぃちゃんは俯き加減に立ち止まっていました。呼んでも全く反応しません。黙りこくっています。その姿からは「私、傷ついたの。さぁ泣くわ!」という強い意志を感じます。アチャー地雷踏んじゃったかなぁ?でも、何処に地雷があったのかしら?

ちぃちゃんは一度泣き出すとしばらく止まりません。そして抱っこをせがんできます。大根や牛乳の入った買い物袋を持ち、さらにちぃちゃんを抱っこして帰るような事態は、絶対に避けたい。ここは慎重に、最後のスイッチを押さないように対処しなくては。

「あれあれぇ。足がお留守になっているよ。ちぃちゃん、どうしたのかなぁ?」

とにかく何が不満なのかを聞き出さなくてはいけません。努めて明るい口調で話しかけ、私にでき得る最上級の笑顔を作ってちぃちゃんの顔を覗き込みました。

ちぃちゃんは、一生懸命唾液で唾風船をつくろうと頑張っていました。

何故に突然!?ややこしいわね、まったく。まぁでも、泣こうとしているのじゃなくて本当に良かった。ちぃちゃんは家まで頑張って自分で歩いて帰りました。