きまぐれ子育て記

3人の子ども達と過ごす日々

だいちゃんと私とアルセーヌ・ルパン

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読書嫌いなだいちゃん。

赤ちゃんの頃から絵本の読み聞かせをしていましたが、だいちゃんは本というものに全く興味を示しませんでした。カエルの絵が出てきたらカエルになりきってベッドの上で跳ね回り、ライオンの絵が出てきたらライオンになりきって「ガオー!」と吠えるだいちゃん。肝心のお話はさっぱり聞かず、1 ミクロンの興味も無いようでした。

「本を読んでほしい」。そんな私の願望を読んだのか、おばあちゃんがだいちゃんの7歳の誕生日に「10 歳までに読みたい世界名作」シリーズを数冊プレゼントしてくれました。漫画のような可愛い挿絵がふんだんに使われ、話も簡潔にまとめられていて、世界の有名な小説がとっても読みやすくなっているシリーズです。しかし、だいちゃんは手に取ろうとしません。仕方ないので、私が小学生を相手に小説の読み聞かせをしていました。だいちゃんも赤ちゃんの頃よりも成長して、動き回ることなくお話を聞いていました。いましたけどもねぇ。。。。。

おばあちゃんも、だいちゃんが喜んでいないことは薄々気付いているようでしたが、私から頼んで8歳の誕生日プレゼントも「10 歳までに読みたい世界名作」シリーズにしてもらいました。その中の一冊に「怪盗アルセーヌ・ルパン」がありました。

私は子供の頃アルセーヌ・ルパンが大好きでした。ポプラ社のアルセーヌ・ルパンシリーズを何度も何度も繰り返し図書館で借り、毎日毎日飽きることなく読み込んでいました。だいちゃんはやっぱり自分で読もうとしないので、私が「怪盗アルセーヌ・ルパン」も読み聞かせた訳ですが、久しぶりに読んだルパンは相変わらずとっても面白かったのです。

懐かしくて嬉しくて、読み聞かせたその日から、私はだいちゃんにルパンの魅力を熱く語りました。ルパンの生い立ち、ルパンが怪盗になった理由、好敵手シャーロック・ホームズとの対決、奥さんとの悲しい別れから始まり、モーリス・ルブランが何故ルパンを書いたのか、モーリス・ルブランがルパン人気に苦悩した後にそれを乗り越えていく(きっとこんな感じだろうと私が想像する)物語、バーネット探偵社シリーズの話などを折に触れて語ったのです。

私があまりにも楽しそうに話すので、面倒臭そうに生返事をしていただいちゃんもルパンに興味を持ったようでした。遂に自分で「怪盗アルセーヌ・ルパン」を読み直し、なんと「他のルパンの話も読んでみたい」と言ったのです!さっそく「10 歳までに読みたい名作ミステリー」シリーズのルパンものを購入しました。だいちゃんは熱心にそれらを読み、ルパンの盗みのスマートさについて私と日々語らっています。

子どもと自分の好きなものについて語れるのも嬉しいし、だいちゃんが本を読むようになったのも嬉しいし。だいちゃんはシャーロック・ホームズにも興味を持ち始めたようで、嬉しい限りです。

 

今思えば、私自身が幼児向け絵本の内容に興味を持っていませんでした。それが態度に出てしまっていて、本を読むことの面白さがだいちゃんには分からなかったのかもしれません。今回、私のルパンシリーズへの愛は本物でしたから、だいちゃんにも伝わるものがあったのでしょう。でも、私のルパン愛はだいちゃんが読書を開始するきっかけに過ぎません。そこから、だいちゃんがルパンを読み続けているのはルパンの物語の持つ魅力のおかげです。つまり、何が言いたいかというと、「アルセーヌ・ルパンは最高!!」ということです。

怪盗アルセーヌ・ルパン 2 あらわれた名探偵 (10歳までに読みたい名作ミステリー)

怪盗アルセーヌ・ルパン 2 あらわれた名探偵 (10歳までに読みたい名作ミステリー)

 

 だいちゃんはハーロック・ショームズとの対決が特にお気に入り。